「うちの子、来年小学生だけど、まだ時計が読めません…」
このような不安を感じる保護者の方は少なくありません。
でも安心してください。
時計の読み方は、小学校1年生〜2年生で学ぶ内容。入学時に完璧にできていなくても大丈夫です。
今回は、
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時計の読みがどの年齢で理解されやすいのか
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理解のステップ
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家庭でできる練習方法
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よくあるつまずきとその対策
について、わかりやすく解説します。
時計の読み方は何歳から理解できる?【年齢別の目安】
時計の読み方は一度に身につくものではなく、段階的に発達していきます。
年齢 | 理解できることの目安 |
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3〜4歳 | 数字を読む/朝・昼・夜の時間帯がわかる |
5歳頃 | 短針(時)を見て「○時」と読める |
6歳頃 | 長針の役割や「○時半」がわかるようになる |
7歳〜 | 「○時○分」まで読める/デジタルとアナログの対応ができる |
📌このように、小学校低学年で本格的に身につけていくものです。
焦らず、今の時期は「興味」や「感覚」を育てていきましょう。
小学校ではいつ習う?
文部科学省の学習指導要領では、
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小学1年生で「時刻の読み方(○時・○時半)」
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小学2年生で「○時○分までの読み方」
を学びます。
つまり、入学前の段階で時計を完璧に読める必要はないのです。
とはいえ、事前に少しずつ慣れておくと、授業の理解がスムーズになります。
時計の読み方を身につける3ステップ
Step①:数字に親しむ【3〜5歳】
まずは時計に書いてある「1〜12」の数字を読む練習から。
おすすめの遊び:
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数字カードを使って遊ぶ
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時計の絵本やぬり絵
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指差ししながら「これは何の数字?」と声かけ
✅「数字=怖くない・楽しいもの」と感じられることが大切です。
Step②:時間の感覚を育てる【4〜6歳】
「時間=行動」と結びつけて、感覚的に時間を理解します。
例:
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ごはんは12時🍚
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おやつは3時🍭
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おふろは7時🛁
日常生活の中で「今は何時?」と声かけし、時計と生活をつなげる練習をしていきましょう。
Step③:針の動きに慣れる【5〜7歳】
長針と短針の役割や動きを、実際に体験しながら学ぶことが大切です。
おすすめのアイテム:
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知育時計(針を動かせるタイプ)
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手作りの紙時計
教え方のポイント:
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「短い針が3だから“3時”だね」
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「長い針が6に来たら“半分=30分”」
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「数字をひとつ進むごとに5分進むよ」
📌抽象的な時間の感覚も、繰り返し遊びながら体験することで少しずつ定着していきます。
よくあるつまずきと対処法
① 長針と短針が混同する
→ まずは短針だけに注目する練習から。慣れてから長針の役割を教えるとスムーズです。
② 「数字は読めるけど、時間がわからない」
→ 数字と時刻をつなぐ**「行動との結びつき」**を強めましょう。
③ 時計に興味がない
→ 好きなキャラクターの時計、おままごと、タイマーなどを使って遊びに取り入れるのが効果的!
まとめ|入学前に大切なのは「経験と安心感」
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時計の読み方は小1〜小2で学ぶ内容
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入学前は「数字に親しむ」「時間の感覚を育てる」ことが目標
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実生活にリンクさせた遊びや声かけが効果的
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無理なく、楽しみながら慣れていくことが何より大切です
\「まだ読めない…」ではなく、「今から育てていけば大丈夫」/
そんな気持ちで、お子さんの「できた!」を応援してあげてください😊
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