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バランスボールを使った療育の効果と遊び方

バランスボールは、リハビリやエクササイズで使われるだけでなく、発達支援や療育の現場でも活躍する万能アイテムです。
特に、体幹強化・バランス感覚の向上・感覚統合の促進など、子どもの成長をサポートする効果が期待できます。

今回は、バランスボールを使った療育の効果や、年齢別の遊び方、安全な取り入れ方を詳しく解説します。


バランスボール療育の主な効果

1. 体幹強化

不安定なボールの上に座ることで、自然と腹筋・背筋を使い、姿勢が安定しやすくなります。
猫背や前かがみになりやすい子どもにも効果的です。

2. バランス感覚の向上

ボールの上で転ばないよう姿勢を保とうとする動きが、前庭感覚(バランスを保つ感覚)を鍛えます。
スポーツや日常生活での転倒防止にもつながります。

3. 感覚統合の促進

揺れや弾みは、前庭感覚・固有感覚・触覚を同時に刺激します。
感覚の過敏や鈍麻がある子どもにも、適度な刺激として有効です。

4. 集中力アップ

適度な運動刺激により脳が活性化し、学習や作業への集中力が持続しやすくなります。
学習前のウォーミングアップにも最適です。


年齢別|バランスボールを使った療育遊び

未就学児(3〜6歳)

  • ゆらゆら座り:保護者が前後左右に軽く揺らし、バランス感覚を育てる

  • 足タッチゲーム:足を持ち上げ、手でタッチして協調運動を促す

  • ジャンプ着地ごっこ:弾んでピタッと止まる動きで身体の制御力を鍛える

小学生

  • 片足上げバランス:座ったまま片足を5秒キープ。左右交互に行う

  • バランスキャッチ:ボール上で座りながらお手玉や小ボールをキャッチ

  • 課題前ウォーミングアップ:3分間軽く弾んで脳を覚醒させる


安全にバランスボールを使うためのポイント

  1. 周囲に物を置かない(転倒時の衝突防止)

  2. マットやカーペットなど滑りにくい床で行う

  3. 必ず大人がそばで見守る

  4. 初めは低い位置・小さな動きから始める


バランスボール療育のまとめ

バランスボールは、遊びながら体幹・バランス感覚・集中力を育てられる療育ツールです。
年齢や発達段階に合わせた遊び方を選び、安全に取り入れることで、日常生活や学習への良い影響が期待できます。

施設でもいろいろなアプローチでその子に合わせたものを提供しています!

ぜひ体験してみて下さい。

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