はじめに|“粗大運動”は発達の土台を育てる
粗大運動とは、全身を大きく使って動くあそびのこと。
体幹・バランス・協調運動など、「学びの土台」となる力を育てる重要な役割があります。
でも、外遊びが難しい日や、特別な道具がないとき、どうしたらいい?
そんなときに大活躍するのが、「ペットボトル」!
家にあるもので、体を使ったあそびがたっぷり楽しめます。
自宅でできる!ペットボトルを使った粗大運動あそび5選
① ペットボトルボウリング|目と手の協応を育てる
▶対象:3歳〜
【準備】空のペットボトル×5〜10本、やわらかいボール
【遊び方】ボウリングのように並べてボールで倒す
**効果:**目と手の協応/力加減の調整/集中力アップ
② ペットボトルトンネルくぐり|体幹と空間認知力を強化
▶対象:2歳〜
【準備】ペットボトルと棒や段ボール
【遊び方】トンネル状にしてくぐる or ハイハイで進む
**効果:**姿勢保持/柔軟性/空間の把握
③ ケンケンパ風ジャンプ|バランスと脚力を育てる
▶対象:3歳〜
【準備】色付きのペットボトルを並べる
【遊び方】片足ジャンプで「けんけんぱ」動作をまねる
**効果:**リズム感/バランス力/足の筋力
④ ペットボトル障害物ジャンプ|跳ぶ・またぐの協調運動
▶対象:4歳〜
【準備】倒したペットボトルをジグザグに置く
【遊び方】またいだりジャンプして進む
**効果:**脚の筋力/運動計画力/自己コントロール
⑤ おみこしリレー|チームワークと体幹を養う
▶対象:5歳〜(2人以上推奨)
【準備】段ボール+中にペットボトル(重し)
【遊び方】2人で運ぶリレー形式で遊ぶ
**効果:**協調性/バランス感覚/上半身の筋力
粗大運動が発達支援になる理由
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体を動かすことで、脳への刺激が活性化され、学びや感情の安定にもつながります
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特に、発達障害やグレーゾーンの子にとって、身体を動かす経験は「安心」「成功体験」になりやすいです
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粗大運動の経験が、集中力・座る力・自己調整力へとつながります
注意点とポイント
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ペットボトルには水や砂を少し入れて安定感を出すと◎
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床が滑る場合はマットやカーペットを活用
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必ず大人が見守り、安全に配慮しながら取り組みましょう
まとめ|体を動かすあそびで“育ち”を支える
発達を支えるのは、特別な教材や教室だけではありません。
日常の中にこそ、子どもが育つ“種”があります。
ペットボトルを使ったあそびは、
✔ 家にあるもので
✔ 簡単に始められて
✔ 体も心も育てられる
ぜひ、親子で一緒に楽しく体を動かす時間を過ごしてみてください😊
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