はじめに
「子どもの手先が不器用で心配…」
「自宅でもできる療育的な遊びを探している」
そんな方におすすめなのが、ペットボトルを使った微細運動あそびです。
今回は、保護者様からのリクエストのあった身近なペットボトルやキャップを使って、楽しみながら子どもの発達をサポートできる遊びを7つご紹介します。
微細運動とは?なぜ大切なの?
微細運動とは、手や指などを使った細かい動作のこと。
書く・食べる・ボタンをとめる・ひもを結ぶ…など、日常生活に欠かせない動きの基礎となる力です。
この微細運動は、日々の遊びの中でもぐんぐん育てることができます。
特に療育の現場では、手先を使った遊びを通じて、認知面や感覚の統合も促しています。
ペットボトルでできる微細運動あそび7選
1. キャップねじねじ遊び
【準備】ペットボトル+キャップ数個
【遊び方】キャップを開けたり閉めたりして遊びます。
育つ力:指先の力/手首の柔軟性/道具操作の土台
2. キャップはめパズル
【準備】キャップに色シールやマークをつける
【遊び方】同じ色や形を合わせてペットボトルに差し込んで遊びます。
育つ力:つまむ力/視覚認知/集中力
3. 小さなものを入れる遊び
【準備】ペットボトル+ビーズや豆、ストロー片など
【遊び方】一つずつ入れたり、スプーンで移したりします。
育つ力:手と目の協応/注意力/巧緻性
4. キャップひも通し
【準備】キャップに穴を開け、毛糸やリボンを用意
【遊び方】キャップにひもを通してネックレスなどを作ります。
育つ力:両手の協調/集中力/順序の理解
5. キャップつなぎ
【準備】キャップにモールやひもを通す
【遊び方】キャップをつなげてチェーン状にします。
育つ力:構成力/創造力/空間認知
6. キャップタワー
【準備】キャップ10個以上
【遊び方】指先で慎重に積み上げていきます。
育つ力:バランス感覚/空間把握/手の安定性
7. キャップ色分けあそび
【準備】色つきキャップ+トングや小皿
【遊び方】色ごとに分類したり、道具を使って移動させたりします。
育つ力:分類力/色の識別/道具操作
自宅療育としてもおすすめ
これらの遊びは、特別な道具が不要で、家にあるもので始められるのが魅力です。
発達がゆっくりなお子さんや、療育に通っているお子さんにもぴったりの内容です。
「できた!」という成功体験を積み重ねることで、自己肯定感や達成感も育まれます。
まとめ|“指先から育つ力”を遊びでサポートしよう
微細運動は子どもの発達の基礎。
高価なおもちゃがなくても、工夫次第で楽しく支援できます✨
ぜひ、ご家庭でペットボトルを使ったあそびを取り入れてみてくださいね。
当施設でも今回紹介したもの以外にも色々なアイテムで実施中!
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