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感情をコントロールする力を育てる! ペットボトルでできる情緒安定あそび3選

感情をコントロールする力を育てる! ペットボトルでできる情緒安定あそび3選

「気持ちの切り替えができなくて、すぐに泣いたり、、、何かいい方法ありますか?」

そんな相談があったので今回は「自宅で作れるアイテムと法方」を紹介します。

はじめに:子どもの「気持ちが乱れる」その瞬間にできること
「イヤ!」「やだ!」「どうしていいかわからない…」

子どもが突然不機嫌になったり、感情が爆発してしまった経験はありませんか?

子どもはまだ「自分の感情を言葉で整理して落ち着かせる」ことが難しく、
気持ちを行動で表現しているのです。

そんな時におすすめなのが、“感情の調整力”=自己調整力を育てる遊び。
そして、どのご家庭にもある「ペットボトル」を活用すれば、
特別な道具なしで今日から始められます!

自己調整ってなに?|発達支援の大切な土台
自己調整とは、「自分で気持ちを落ち着ける」「行動をコントロールする」力のこと。
この力が育つことで、次のような変化が見られます。
🌟すぐに泣かなくなった
🌟切り替えが早くなった
🌟集中できる時間が長くなった
🌟失敗しても立ち直れるようになった

保育園・幼稚園・学校生活でも、この力はとても重要です。
そこで、自宅でできる支援として感覚を通して落ち着ける遊びをご紹介します。

【ペットボトルでできる】情緒を安定させる療育あそび3選

① スノードームボトル|視覚で気持ちをクールダウン
材料:ペットボトル、水、洗濯のり、ラメやスパンコールなど

作り方:
ボトルに水と洗濯のりを入れる(粘度は好みで調整)
中にラメやビーズなどを入れて、しっかりキャップを閉める

遊び方:
強く振って→ゆっくり揺れ動くラメを眺めるだけ

効果:
視覚を通じて集中し、呼吸が自然とゆっくりに
イライラや不安を静める「視覚的クールダウン」

② 呼吸ボトル|吸って・吐いて、深呼吸の練習に
材料:ストロー付きのペットボトル、色水(着色水)

遊び方:
吸って→吐いて→泡がブクブク
「すーっ」「ふーっ」と声かけしながら呼吸リズムを整える

効果:
呼吸が乱れたときに落ち着かせるサポートに
自律神経を整え、感情の揺れを安定させる

③ 揺らしボトル|リズム運動で安心感を育てる
材料:ペットボトル、小豆・ビーズ・お米など

遊び方:
左右に一定のリズムでトン・トンと揺らす
ボトルを握って一緒にリズムをとっても◎

効果:
・前庭感覚(バランス・動きの感覚)を刺激
・赤ちゃんの抱っこと同じような“安心リズム”で情緒が落ち着く

どれを選べばいい?|子どもに合わせた選び方のコツ
✔ 視覚が好きな子 → スノードームボトル
✔ 呼吸が浅くなりやすい子 → 呼吸ボトル
✔ 動きに安心を感じる子 → 揺らしボトル

大切なのは、子どもにとって心地よい感覚を見つけること。
どれかひとつでも「好き!」と思えるものがあれば、自己調整のきっかけになります。

まとめ|
“遊び”を通じて、感情との付き合い方を育てよう
ペットボトルひとつで、子どもが自分の感情に気づき、コントロールできる力を育てることができます。

✔ イライラや不安を感じやすい子
✔ 癇癪やパニックが多い子
✔ 落ち着く時間がほしい子

そんなお子さんのために、遊びの中でできる心のセルフケアを取り入れてみませんか?

おわりに
療育は、特別なことではなく「日常の中のちょっとした工夫」から始まります。
ぜひ、お子さんの“こころがホッとする瞬間”を見つけてあげてくださいね🌱

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