🎈風船は「運動が苦手な子」の味方です!
風船を使ったあそびは、発達に課題がある子どもたちにとって「楽しい運動の入り口」となる素晴らしいツールです。
風船は…
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軽くてゆっくり落ちる
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当たっても痛くない
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空間での動きが読みやすい
➡️つまり、「運動が苦手な子でも成功体験を積みやすい」のです。
🏃粗大運動とは?
粗大運動とは、体全体や大きな筋肉を使う運動のことです。ジャンプ・走る・バランスを取るといった動きは、すべて粗大運動にあたります。
特に発達に課題のある子どもにとっては、
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体幹の弱さ
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空間認知の課題
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協調運動の不器用さ
などが見られることが多く、楽しく続けられる運動支援が重要になります。
🎈風船を使った粗大運動あそび5選!
① 風船バレー
👋 床に落ちないように風船を打ち合うあそび。
【ねらい】
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タイミングのコントロール
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ジャンプやステップなどの全身運動
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目と手の協応(動体視力の育成)
▶一人でも、ペアでも、集団でも遊べる万能な活動です。
② おしり風船リレー
🍑 風船をおしりで挟んでゴールを目指すあそび。
【ねらい】
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体幹の安定と筋力アップ
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姿勢保持・バランス感覚の育成
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楽しい失敗体験からの再挑戦意欲
▶子どもたちはキャッキャと笑いながら、自然と体を鍛えます!
③ 足タッチチャレンジ
🦶 足で風船を蹴ったり、キャッチしたりするあそび。
【ねらい】
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脚の柔軟性と動きのコントロール
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瞬発力とタイミング感覚の向上
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動きながら視線を合わせる練習にも◎
▶空中の風船に足を合わせるには、体のいろんな感覚が必要です!
④ 体タッチ記憶ゲーム
🧠「頭→肩→ひざ→風船タッチ!」のように、言われた順に体の部位を触ってから風船をタッチ。
【ねらい】
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身体図式(自分の体を理解する力)
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記憶保持力・動作の切り替え
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指示の聞き取りと実行力の育成
▶療育でも非常によく使われる遊びの応用版です。
⑤ 風船おいかけっこ
🏃 ふわっと飛ばした風船を追いかけてキャッチ!
【ねらい】
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全身運動による筋力・持久力アップ
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空間認知・方向転換のスキル育成
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注意力と反応力の向上
▶風船の行方を読んで走るので、視覚と身体の連携が必要になります。
🎯風船あそびの療育的メリット
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「できた!」という達成感が得やすい
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力の加減やタイミング感覚の練習になる
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個別でも集団でも応用できる
特に、発達が気になるお子さんにとって、**「運動を好きになる入り口」**になることも多いです。
💡よくある質問(Q&A)
Q. どのくらいの年齢から遊べますか?
➡️2歳ごろからOK。遊び方によっては5〜9歳の子も十分に楽しめます。
Q. 風船が怖い子にはどうしたら?
➡️ゴム風船の破裂音が苦手な子には、バルーンボールや布風船を使うと安心です。
📌まとめ:風船で「からだの使い方」を楽しく学ぼう!
風船は、お金もかからず、どこでも手に入る“最強の療育グッズ”。
楽しく遊ぶ中で、体の使い方・空間感覚・集中力・自信まで育ちます。
ぜひ、家庭の遊びの中に取り入れてみてください!
当施設では広さを生かした風船療育も実施しています!
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