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通所受給者証が却下されることはある?理由と対策、再申請のポイントも解説

通所受給者証が却下されることはある?理由と対策、再申請のポイントも解説

通所受給者証とは?

通所受給者証とは、児童発達支援や放課後等デイサービスなどの福祉サービスを利用する際に必要な証明書です。
市区町村の審査を経て発行され、支援が必要と認められた子どもが対象になります。

しかし、**「申請したのに通らなかった」「発達検査で問題がなかったからと却下された」**という声も少なくありません。

今回は、通所受給者証が却下される主な理由とその対策、再申請のポイントまで詳しく解説します。


通所受給者証が却下されることはある?

はい、実際に通所受給者証が却下されるケースはあります
これは「障害がないから」ではなく、自治体の審査基準や申請書類の内容が影響していることが多いのです。


よくある却下理由5つ

① 支援の必要性が認められなかった

医師の診断や発達検査では軽度とされ、家庭や園での対応で十分と判断された場合です。

② 書類に不備があった

申請書の記載ミスや必要書類の不足、保護者の説明が不十分だったケースです。

③ 自治体の基準に満たない

自治体ごとに支援の「必要性」の判断基準は異なります。
診断名だけでなく、生活上の困りごとがあるかどうかが重視されることもあります。

④ 第三者の意見が弱かった

保育園や幼稚園、医師からの意見書に**「特段の支援は不要」と書かれていた**場合は却下につながる可能性があります。

⑤ 他の支援で対応できると判断された

例:リハビリ通院や園内支援でカバーできると見なされたケース。


却下を防ぐための5つの対策

  1. 困りごとを具体的に書く
     例:「集団活動になるとすぐに離席してしまう」「パニックを起こしやすく保育の継続が難しい」

  2. 保育園・医療機関の意見書を添える
     客観的な視点で「支援が必要」と記載してもらえると効果的。

  3. 相談支援専門員に相談する
     申請時の書類作成やアピールの仕方をサポートしてくれます。

  4. 医師に「支援の必要性」を記載してもらう
     診断名だけでなく、生活への支障や発達の課題も記載されていると◎。

  5. 面談でしっかり伝える
     日常の様子を丁寧に伝えることで、審査側の理解が深まります。


却下されたらどうすればいい?再申請はできる?

はい、再申請は可能です。

一度却下されたからといって、二度と受けられないわけではありません。
以下のようなケースでは、再申請が認められる可能性があります。

  • 生活の困りごとが増えてきた

  • 発達検査であらためて支援の必要性が明確になった

  • 医師や保育園からの支援要請が強まった

再申請の際は、前回より具体的な情報と証明書類を整えることがポイントです。


まとめ

通所受給者証の申請が却下されることはありますが、
その多くは「支援の必要性が伝わりきっていない」ことが原因です。

焦らず、必要な情報やサポートを揃えることで、必要な支援にしっかりとつながることができます。

少しでも不安がある場合は、早めに相談しましょう。

当施設でも相談を承っており、書類の内容を確認することも行なっております。

気になる方はお気軽にご相談くださいね😄

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