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長座布団でできる!自宅で簡単に始められる運動療育5選

「おうち療育って何をしたらいいの?」
そんな保護者の方におすすめなのが、長座布団(ロングクッション)を活用した運動療育です。

特別な道具がなくても、自宅にあるもので感覚統合や体幹トレーニング、自己調整の力を育むことができます。今回は、長座布団を使った簡単で楽しい療育アイデアを5つご紹介します。


🛏️長座布団が運動療育におすすめな理由

  • 転倒時のクッション性が高く、安全に遊べる

  • 柔らかさ・不安定さが体幹やバランス感覚を刺激

  • 抱きしめたり乗ったりすることで、安心感(ディーププレッシャー)を得られる


🎉長座布団でできる運動療育アイデア5選

① 平均台あそび(バランス感覚・体幹トレーニング)

長座布団の上をまっすぐ歩くだけで、バランス感覚足裏の感覚が育ちます。
裸足で行うとより効果的。バランスが難しい場合は手をつないで歩いてもOK。


② ジャンプ&ストンプ(粗大運動・力加減の学習)

長座布団の上でジャンプや足踏みをすると、衝撃を吸収しつつ足裏への刺激になります。
力加減の練習にもなり、体を思いきり動かしたい子にぴったり。


③ 転がり運動(前庭覚・身体イメージの向上)

クッションの上に寝転がって「コロコロ」と転がる動きは、前庭感覚を刺激し、身体の位置感覚や回転運動の調整力を育みます。
楽しみながら体全体を使えます。


④ クッションサーフィン(姿勢保持・重力感覚)

子どもが長座布団の上に乗り、保護者がゆっくり引っ張る遊びです。
これは、姿勢保持や重力への耐性を育てるのに有効です。遊園地気分で楽しめる遊びです。


⑤ クッション抱っこ・くるまりあそび(自己調整・情緒の安定)

長座布団をぎゅっと抱いたり、くるまったりするだけで圧刺激による安心感が得られます。
自己調整が苦手な子や、切り替えが難しい子のクールダウンにも使えます。


🏠家庭で行うときの注意点

  • 滑りやすい床ではマットなどを敷いて転倒予防を

  • 周囲に障害物がない広めのスペースを確保

  • 子どもの様子を見ながら無理せず行う


🌱まとめ|長座布団ひとつでできるおうち療育

長座布団は、家庭でも手軽に始められる運動療育の強い味方です。
感覚統合・粗大運動・情緒安定など、子どもに合わせた目的でさまざまな使い方ができます。

「遊びながら育つ」体験を、ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。

療育のご相談、子育てのご相談はいつでも承っております。

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