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🧱 積み木を使った療育|遊びながら発達をサポート

🧱 積み木を使った療育|遊びながら発達をサポート

「積み木遊びはただの遊び」と思われがちですが、実は発達支援の現場でもよく使う療育ツールです。
積み木は、認知・言語・運動・社会性 の4つの発達領域をバランスよく育てられる万能教材。お家でも簡単に取り入れられるため、療育を始めたばかりのご家庭にもおすすめです。


1. 積み木療育で育つ力

① 認知・思考力

  • 形や色の違いを理解することで概念理解を育てる

  • 高さや大きさを比べて比較する力がつく

  • 見本を見て同じものを作ることで空間認知・観察力を高める

② 言語発達

  • 「赤い積み木」「四角い積み木」などで語彙を増やす

  • 「3つ積んで」など指示を理解することで言語理解力が育つ

  • 出来上がった作品を説明して表現力を伸ばす

③ 運動面(手先・協応運動)

  • 指先を使うことで微細運動を鍛える

  • 倒さないように積むことで集中力と手のコントロールが育つ

④ 社会性・感情面

  • 協力して遊ぶことで順番を待つ・協力する力を学ぶ

  • 崩れた時に「また作ろう」と声かけすることで感情調整を練習

  • 完成した時の達成感で自己肯定感が高まる


2. 積み木を使った療育遊びアイデア

  • 模倣遊び:大人が作った形を真似する

  • 課題遊び:「3つ積んでみよう」「橋を作ろう」など課題を提示

  • ごっこ遊び:積み木で車やお家を作って遊びを発展

  • 片付け療育:色や形ごとに分けて片付ける(分類の力UP)


3. 積み木療育の効果を高めるポイント

  1. 発達段階に合わせて課題を設定
     → 難しすぎるとやる気をなくし、簡単すぎると飽きてしまいます。

  2. 「壊れる」経験も大切にする
     → 崩れてしまっても「また挑戦してみよう」と前向きな声かけを。

  3. 安全性に配慮する
     → 乳幼児には大きめの積み木を選んで誤飲を防ぐ。


4. ご家庭での取り入れ方

  • 毎日の遊びの中で自然に取り入れる

  • 「積み木で作ったものを発表する時間」を設ける

  • 親子で一緒に遊び、やり取りや会話を増やす


まとめ

積み木は、遊びの中で 認知・言語・運動・社会性 をまんべんなく伸ばせる、療育に最適な教材です。
「遊んでいるだけ」に見えても、実は子どもの成長を大きく支えていますよ。

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